ルアーフィッシングにおいて、対象魚やフィールドに縛られず、自由な発想で釣りを楽しむ“JAPAN STYLE”が注目を集めています。そんなスタイルを体現する一本として登場したのが、シマノのワールドジャーク115です。日本国内はもちろん、世界中のフィッシュイーターをターゲットに設計されたこのジャークベイトは、扱いやすさとパワフルな性能を両立し、釣り人の冒険心を刺激する存在となっています。
ワールドジャーク115の特徴
ワールドジャーク115は、全長115mm、重さ16gのフローティングタイプで、広範囲に対応できるバーサタイルなジャークベイトです。最大の特徴は、タフなフィッシュイーターにもしっかり対応できるよう設計された高い耐久性とフックセッティングの自由度にあります。ボディは十分な強度を持ち、激しいバイトや長時間のファイトにも耐える肉厚構造となっており、メーターオーバーの魚との対峙も視野に入れた本格派のルアーです。
標準では#6のトリプルフックを3本装備していますが、状況に応じて#4フックへサイズアップしても、アクションが破綻することなく、しっかりと泳ぎ切るのがこのルアーの真骨頂です。ルアーサイズを変えることなく、フックだけを強化することでより信頼性の高い釣りが可能になります。これは、大型魚とのファイトでフックを伸ばされた経験のあるアングラーにとって、非常に心強い設計といえるでしょう。
また、飛距離性能にも優れており、重心移動システムを搭載したことで、向かい風や広大なフィールドでも安定したキャストが可能です。アクションはワイドで力強く、水中で大きな波動を発生させるウォブリング系。さらに、ジャークやトゥイッチに対しても鋭い反応を見せ、キレのあるダートでリアクションバイトを誘発します。カラーバリエーションは全8色が用意されており、フィールドや光量、水色に応じた選択が可能です。
ワールドジャーク115の使い方
ワールドジャーク115は、巻きとジャークの両方で高いパフォーマンスを発揮する設計となっており、フィールドや魚種を問わずに活躍します。基本的にはただ巻きでもしっかりとウォブリングアクションで魚にアピールしますが、特にジャーキングを主体としたアクションで真価を発揮します。ロッドを鋭くあおることで瞬間的に左右に飛ぶダートアクションが生まれ、捕食スイッチの入ったフィッシュイーターに強烈なアピールを与えます。
また、浮力を活かして、レンジをコントロールしやすいのもポイントです。ゆっくり巻けばシャローをタイトに攻められ、速巻きや連続ジャークで一気に魚にスイッチを入れることもできます。特に水温の高い時期や活性の高い状況では、スピード感のある動きが効果的で、バイトの確率を高めてくれます。
対象魚としてはブラックバス、シーバス、トラウト、ロックフィッシュはもちろん、海外の大型淡水魚や海のフィッシュイーターまで幅広く対応。太めのラインセッティングにも耐えられる設計なので、カバー周りや障害物の多いエリアでも積極的に攻めることができます。携行するルアーを最小限に抑えたい遠征や、未知のフィールドでの釣行にも心強い一本です。
ワールドジャーク115は、まさに“境界線を越えていく”というコンセプトを体現したジャークベイトです。どんな魚が相手でも、どんなフィールドでも頼れる存在として、あなたの釣りの幅を大きく広げてくれることでしょう。
ワールドジャーク115のインプレ
シマノのワールドジャーク115のインプレを紹介します。
75cm!
ヒットルアー
SHIMANO スコーピオン ワールドジャーク115s pic.twitter.com/HQjZOiuaw8— kiyo7@Jackson信者 (@kiyo746) July 24, 2024
フェンスのとこシンキングミノーでも釣れるだろうと買ったワールドジャーク115Sで80㎝と67㎝
アジ釣りの方々に場所譲って頂いた釣果なのでアジ釣りの方々に感謝しかねぇ… pic.twitter.com/AOknMBBt2a
— クンクンさきいか (@pXZSJ0BxQZpoOuy) May 21, 2022

