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月下美人EX510UL-Sのインプレ

2025.09.20

アジングやメバリングといったマイクロゲームにおいて、感度・操作性・軽さはすべての要素が釣果を左右する重要なファクターです。ダイワが誇るライトソルトゲームブランド「月下美人」の最高峰モデル、月下美人EX510UL-S ～麗（REI）～は、そのすべてを極限まで追求した一本。軽量ジグヘッドリグ専用のこのモデルは、まるで水中を視るような感覚と、思い通りの操作性を兼ね備えた、真のエキスパート向けロッドです。

月下美人EX510UL-S ～麗（REI）～の特徴

月下美人EX510UL-Sは、シリーズの中でも特に繊細な釣りに特化したショートロッドで、ジグヘッドリグを用いたアジ・メバルのマイクロゲームにおける理想形を具現化したモデルです。長さ5フィート10インチという取り回しの良さに加え、超軽量でありながらも操作性に優れたブランク設計により、狙ったスポットへ的確にルアーを届けることができます。

このロッドに搭載されている「SVFコンパイルXナノプラス」ブランクは、圧倒的な軽さと感度、そして強靭な反発力を持ち、ジグヘッドの微細な挙動や、アジのわずかな吸い込みバイトをも手元に明確に伝えます。その繊細さの中に、確かな芯が通っており、ファイト時には美しいベンドカーブで魚の引きをいなす粘りも兼ね備えています。

さらに、X45フルシールド構造により、ロッド全体のネジレ剛性を飛躍的に高め、キャスト時のアキュラシーやルアー操作の安定性を向上。V-JOINTαによる精密な継ぎ構造は、継ぎ目の違和感を限りなくゼロに近づけ、スムーズで自然なロッドの曲がりを実現しています。これにより、短くてもロッド全体で魚の引きを受け止める理想的なファイトが可能です。

感度面においては、カーボン素材のAGS TYPE-Rガイドをショートフット仕様で搭載し、さらにガイド固定には軽量かつ高剛性なCWS（カーボンラッピングシステム）を採用。これにより、ラインを通して伝わる水中のわずかな変化を、限りなくダイレクトにアングラーの手に届けます。

リールシートには、新開発のゼロシート コンパクトフィットを採用。手のひらにフィットするその設計は、自然な握り心地と高感度を両立し、余計な力を抜いた繊細な操作が可能です。長時間の使用でも疲れにくく、集中力を保ったまま釣りを続けることができます。

月下美人EX510UL-S ～麗～は、単なる高性能ロッドという枠を超え、マイクロゲームにおける”釣りの美学”を体現したような存在です。アジングやメバリングでの「手に響くアタリ」と「鋭く決まるアワセ」、そして「曲げて獲る楽しさ」をすべて高次元で融合したこのモデルは、ライトゲームを極めたいアングラーにこそ手にしてほしい、唯一無二の一本です。

月下美人EX510UL-Sのインプレ

ダイワの月下美人EX510UL-Sのインプレを紹介します。