アジングやメバリングといったライトソルトゲームにおいて、最も重要なのは「感度」と「操作性」です。ダイワがその頂点を目指して作り上げたのが、月下美人EX57UL-Tです。燕(えん)という名を冠したこのモデルは、まるで空を切り裂くような軽快な動きと、目では見えない水中の世界を手に感じることができる超高感度ロッドに仕上がっています。繊細なアタリを逃さず、狙った獲物を確実に仕留めるための一本です。
月下美人EX57UL-Tの特徴
月下美人EX57UL-Tは、ジグ単(ジグヘッド単体リグ)専用に設計されたモデルで、特にチューブラーティップの特性を最大限に活かすための調整が施されています。極細のチューブラーティップは非常に軽量でありながら、ラインを通じて伝わる水中の変化をしっかりと手元に届けてくれる高感度仕様。その反響感度は「水中をイメージできる」と称されるほどで、アジの微細なバイトすら逃しません。
ロッドの素材には、ダイワ最高峰のカーボンマテリアルであるSVFコンパイルXナノプラスを採用。これにより、高硬度かつ高反発のブランクが生み出され、軽さとパワー、そして感度のすべてを高次元で実現しています。さらに、X45フルシールド構造によってネジレ剛性を強化し、キャスト精度やルアーアクションの正確性を飛躍的に高めています。
ジョイント部には、ナノアロイ素材を使ったV-JOINTαを採用し、スムーズな曲がりと優れた復元力を両立。ショートレングスながらもしなやかに追従するティップが、しっかりと魚の動きに対応し、フッキングからランディングまで安定したやり取りを可能にしています。
ガイドは軽量・高感度を追求したAGS TYPE-Rのショートフットモデル。トップからティップにはφ4mmの超軽量ガイドが配されており、ラインの放出性、操作性、感度のすべてにおいて優れたバランスを実現。CWS(カーボンラッピングシステム)による固定により、さらなる軽量化と耐久性も確保されています。
リールシートには、ゼロシート・コンパクトフィットを搭載。手のひらに自然に馴染む形状に設計されており、無駄な力が入らないことでさらに手感度が向上。まるでロッドと手が一体化したような感覚で、微細なアタリを瞬時に察知し、即座にフッキングへと繋げることができます。
月下美人EX57UL-Tは、その名の通り燕のような軽快さと鋭さを兼ね備えたロッドです。アジやメバルといったライトターゲットに対し、繊細かつ確実な攻めを可能にし、夜の海で静かに、しかし確実に獲物を仕留めるアングラーの最高の相棒となるでしょう。感度、操作性、そして美しさを追求したこの一本は、まさにライトゲームの極みと呼ぶにふさわしいロッドです。
月下美人EX57UL-Tのインプレ
ダイワの月下美人EX57UL-Tのインプレを紹介します。
第2ラウンドはナイトゲーム
月下美人EX57UL-T燕に鱗付け出来た!何でもいいからこの竿で魚を釣りたくてカサゴ狙い
どうにか釣れた!
嬉しい pic.twitter.com/3iso0ETrkx— 忍者うさぎ (@mazume8) September 19, 2025
こっそり釣りに行ってきたよ🐰🎣
月下美人EX57UL-T燕の使用感の確認
ショートロッドで軽くて取り回し良いし、ソリッドと違って潮の流れが早くてもダルぅ〜んってならないし、感度が良いからあたりもハッキリしてるし、飛距離も想像よりかなり飛んだ
シャキッとしてて結構好きかも…— 忍者うさぎ (@mazume8) August 30, 2025

