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オーバーゼアグランデ103Mのインプレ

サーフからのキャストゲームにおいて、軽快さと遠投性の両立は常に求められる理想です。そんな理想を形にしたのが、ダイワの「オーバーゼアグランデ103M」です。使いやすさと本格性能を兼ね備えたこのモデルは、上級者も納得のスペックでありながら、扱いやすく快適な操作性を備えた、まさにハイスタンダードなサーフロッドと言えます。

オーバーゼアグランデ103Mの特徴

オーバーゼアグランデ103Mは、30g前後のメタルジグや、セットアッパー125S-DRのようなミノーを遠投するために設計されたスタンダードモデルです。遠投性能を重視しながらも、シャープな振り抜きと操作性を追求しており、波打ち際のトリッキーな状況でもラインコントロールが容易で、的確にルアーを操作できます。

ブランクには、粘りと軽さ、そして高い強度を兼ね備えたHVFナノプラスが採用されています。東レのナノアロイ技術を用いてカーボン密度を高めたことで、細身でありながらも高反発なアクションを実現。振り切るだけでルアーがスムーズに飛び出すようなキャストフィールは、爽快そのものです。また、トップ節にはX45構造を採用し、キャスト時やファイト中に発生するネジレを抑制。これにより、操作性と感度、パワーのロスが極限まで排除されています。

継部にはV-ジョイントを採用し、まるでワンピースロッドのような自然な曲がりを実現。荷重に対するしなやかな追従と、戻りの早さを両立することで、キャスト時の力を無駄なくブランク全体に伝えることが可能となっています。

リールシートには、ハイエンドモデルと同様のエアセンサーオーバルシートを搭載。手にしっくりと馴染む設計で、長時間の釣行でもストレスを感じさせない握りやすさが魅力です。デザイン面でもシンプルながら洗練された仕上がりで、所有する満足感をしっかりと与えてくれます。

ガイドには放熱性と耐久性に優れたSiCリングを搭載しており、PEラインの使用を前提とした設計でトラブルを抑えながら安定した釣りをサポートします。1~1.5号の細めのラインで大物を狙うようなスタイルでも安心して使うことができ、繊細さと力強さを両立した設計になっています。

103Mという絶妙なレングス設定により、遠投性能と操作性のバランスが非常に良好で、広大なサーフやゴロタ場でも効率よく攻めることができます。初心者から中級者はもちろん、サーフゲームに熟練したアングラーにとっても満足度の高い一本です。

「投げる、操る、掛ける、獲る」という釣りの基本をすべて高次元で実現してくれるオーバーゼアグランデ103Mは、サーフフィッシングにおいて確かな戦力となるでしょう。ルアーを気持ちよく遠くへ飛ばしたい、そしてその先でしっかりと魚を掛けたいというアングラーの願いに応えてくれる1本です。

オーバーゼアグランデ103Mのインプレ

ダイワのオーバーゼアグランデ103Mのインプレを紹介します。