ダイワの最新ショアジギングロッド「ドラッガーブレイクスルー910H-3 JS」は、ジグの操作性と軽快なシャクリ感を極限まで追求した一本です。過酷なロックショアのフィールドで、わずかな潮の変化やジグの動きを捉え、確実にアタリへとつなげるための設計が施されています。大型青物との極限の駆け引きにおいても、アングラーに絶大な信頼感をもたらすロッドです。
ドラッガーブレイクスルー910H-3 JSの特徴
ドラッガーブレイクスルー910H-3 JSは、DAIWAが誇るショアジギングロッド「DRAGGER」シリーズの中でも、特にジグ操作に特化したモデルです。特徴的なのは、ジグをシャクる際の軽さとスムーズな操作性。ベリー部分までしっかりと荷重が乗るテーパー設計により、軽快かつ自然なシャクリを実現しています。ジグに必要以上のアクションを与えることなく、ナチュラルに誘い出すことができるため、喰わせの精度が格段に向上します。
水深が深く潮流の早いフィールドを想定して設計されており、穂先部分にはあえてテーパーを寝かせたセクションを採用。これにより、ジグの動きを過剰にしすぎることなく、魚が違和感を持たずにバイトしやすいアクションを生み出します。また、ファイト時のロッドベンドはやや胴調子に振られており、不意の突っ込みにも柔軟に対応しつつ、ロッド全体で魚を受け止めることでタメきることが可能です。
構造面では、印籠継ぎと並継ぎを組み合わせた3ピース構造を採用。#1と#2が印籠継ぎ、#2と#3が並継ぎという複雑な設計により、ルアーのアクションとファイト時のパワー伝達を高次元で両立させています。さらに、ティップ部には軽量なシングルフットのKガイドを配置することで、操作時のレスポンスを向上させ、ジグをより自在にコントロールできる仕様となっています。
ガイドセッティングも徹底的に見直され、トップとバットにはチタンフレームのRVガイド、その他はステンレスフレームのMNガイドを採用。ラインシステムとのバランスを緻密に検証したことで、キャスト時のトラブルも抑えつつ、軽快な振り抜けを実現しています。軽さと強度を両立したこのガイド構成が、ロッド全体のパフォーマンスをさらに引き上げています。
DRAGGER BREAK THROUGHシリーズは、その名の通り限界を突破するロッドとして、テスターたちと共に何度もフィールドテストを繰り返し、二年の歳月をかけて完成されました。910H-3 JSは、その中でも特にジグを使った釣りに焦点を当てたモデルで、あらゆる状況下でもアングラーの思い通りにルアーを操ることができます。狙った一匹を確実に仕留めるための信頼できる相棒として、ロックショアの最前線で活躍するロッドです。
ドラッガーブレイクスルー910H-3 JSのインプレ
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