シーバスゲームやライトショアジギングにおいて、飛距離と操作性の両立はアングラーにとって重要なテーマです。遠くのナブラを正確に撃ち、繊細なアクションで魚を誘い、しっかりとフッキングさせて確実にランディングする——そんな高精度なゲームを支えるロッドが、シマノのルナミスS100MLです。軽さと剛性、感度と飛距離、あらゆる要素を高次元で融合したこのモデルは、次世代のショアキャスティングロッドとして注目を集めています。
ルナミスS100MLの特徴
ルナミスS100MLは、遠投性能に優れた10フィートのレングスを持ち、特に7〜12cmのミノーやシンキングペンシル、12〜25gのバイブレーション、そして最大32gのメタルジグといった幅広いルアーに対応するテクニカルモデルです。中〜大規模な河川や干潟、沖堤防、さらにはサーフなど、多様なフィールドでの使用を想定して設計されており、シーバスだけでなくヒラメ、青物、回遊魚などの攻略にも高いポテンシャルを発揮します。
このモデルの進化は、軽量化と高感度化に集約されています。前作比で最大10%(15g)の軽量化を実現し、長時間のキャストやリトリーブにおける負担を大幅に軽減。採用されているスパイラルXコアは、シマノ独自のブランクス構造であり、ネジレや潰れに強い高強度設計ながら、ロッド自体の軽さも確保しています。キャスト時にはその反発力が飛距離へと変換され、ファイト時にはしなやかさと剛性が融合した安心感ある操作が可能です。
さらに、グリップにはカーボンモノコックグリップを採用。中空構造により感度が飛躍的に向上し、水中の微細な変化や魚のわずかなバイトも手元にしっかりと伝わります。これにより、ルアー操作時のレスポンスが高まり、より繊細なアプローチが可能になります。
実釣時の快適性にも配慮されており、握りやすく設計されたパーフェクションシートCI4+が搭載されています。リールとグリップの段差を極力なくしたデザインにより、長時間の使用でも手に負担がかかりにくく、集中力を切らさずにゲームに挑むことができます。
また、一部モデルには高強度・高剛性のチタンRVSGダブルフットガイドが採用されており、ラインの通りをスムーズにしつつ、キャスト時の安定性とトラブルの少なさを実現。ラインの放出抵抗を抑えつつ、しっかりとしたフッキングとスムーズなファイトをサポートします。
ルナミスS100MLは、その高い遠投性能と軽快な操作感により、あらゆるショアゲームでアングラーのパフォーマンスを最大限に引き出してくれる一本です。ルアーの幅広い対応力やフィールドへの適応力もあり、初めての一本としてはもちろん、ベテランアングラーのサブロッドや遠征用ロッドとしても十分に満足できるクオリティを備えています。タフな環境下でも安心して使える高性能ロッドを求めている方に、自信を持っておすすめできるモデルです。
ルナミスS100MLのインプレ
シマノのルナミスS100MLのインプレを紹介します。
20ルナミスS100ML
抜けの良さ、キャストフィール◎
遠投性◎
パワー◯
トルク◯
乗せ△
掛け△
感度△
実釣における持ち重り感◯
グリップの長さ◎
握りやすさ◎
見た目◎流れを読む、魚を掛ける獲るよりもキャスト性能に特化してるイメージの竿です pic.twitter.com/BtduUfKf8B
— マドタチスタッフお月さん (@madotachi_staff) August 2, 2020