近年のオフショアジギングにおいて、より繊細でテクニカルな操作を求めるアングラーが増えている中、DAIWAが送り出す「SALTIGA J TECHNICAL STEER」は、まさにその要求に応える一本です。ショートレングスと高感度ブランクを融合させたこのロッドは、ジグの細かい挙動を自在に操ることができる、至高のテクニカルスピニングジギングロッド。テクニカルな誘いと軽快な操作性を追求するアングラーにとって、まさに理想的なツールとなるでしょう。
SALTIGA J TECHNICAL STEERの特徴
SALTIGA J TECHNICAL STEERの最大の特長は、5.5フィートという絶妙なショートレングスにあります。このレングスがもたらす操作性は抜群で、手首や肘を使った繊細なジャークが可能になるだけでなく、ロッド全体の軽量感を強く実感できます。長時間の釣行でも身体への負担を抑え、集中力を持続させることができる点は、非常に大きなアドバンテージです。
ブランクにはSVFナノプラスとM40Xカーボンが採用されており、軽量でありながらも高強度・高反発な性質を実現。これにより、ジグの動きを緻密に制御するレスポンス性能が高まり、狙ったアクションをより正確に表現することが可能となります。さらに、X45フルシールド構造がブランクのネジレを徹底的に抑え、キャスト時の精度やジグ操作中の安定感を一層高めています。
感度においてもTECHNICAL STEERは一歩抜きん出ています。AGSタイプRとCWS(カーボンラッピングシステム)を搭載することで、ロッド全体の軽量化に成功するとともに、ラインを通じたわずかな情報も逃さない高感度設計が実現。ジグの挙動はもちろん、水中の変化や魚の気配までもダイレクトに伝えてくれます。
操作性を支えるパーツにも細部までこだわりが込められており、ZERO-SEATは極限まで段差を減らし、手との一体感を高めています。加えて、セパレートグリップ構造により振り抜きの軽さと操作性をさらに向上。外観もマットブラックを基調にシルバーのロゴを配し、高級感のあるスタイリッシュな仕上がりとなっています。
ラインナップはライトモデルの55S-2.5、オールラウンドな55S-3、ハイパワーな55S-4の3モデル。水深や潮の流れ、ターゲットのサイズに応じて、最適な一本を選べるのも魅力のひとつです。特にシリーズ中心となる55S-3は、さまざまな状況で理想のアクションを実現する汎用性の高いモデルで、多くのアングラーにとって基軸となる選択肢となるでしょう。
ジグを思い通りに操りたい、より精度の高いジギングを追求したい、そんなアングラーにとってSALTIGA J TECHNICAL STEERは、単なる道具以上の価値を提供してくれるロッドです。フィールドに立った瞬間、そのポテンシャルの高さを実感し、新たなジギングスタイルを切り開くきっかけとなることでしょう。
ソルティガ J TSのインプレ
ダイワのソルティガ J TSのインプレを紹介します。

