ターゲットに向かってプラグを正確に投げ込み、力強いファイトで魚を浮かせる。その一連の動作を支えるキャスティングロッドには、飛距離、操作性、パワー、耐久性といった多くの要素が求められます。ダイワのアウトレイジCは、そうしたすべての要素を高次元で満たしながら、あらゆるオフショアシーンに柔軟に対応できるハイスタンダードモデルとして登場しました。
アウトレイジCの特徴
ダイワが誇るフラッグシップロッド「ソルティガ」の設計思想を受け継ぎつつ、誰もが扱いやすく、かつ高いパフォーマンスを実感できるよう設計されたのがアウトレイジCです。このロッドは、キャスティングゲームで求められる「飛ばす」「動かす」「掛ける」「獲る」というすべての要素に対してバランスよくアプローチできることが最大の魅力です。
ブランクには高密度HVFナノプラスカーボンを採用しており、粘り強さと軽さ、そして高い強度を兼ね備えた構造となっています。これにより、軽快なキャストフィールと、しっかりとしたフッキングパワー、さらにファイト中のリフティング性能を同時に実現しています。キャスティング時に発生しやすいネジレに対しては、ダイワ独自のX45構造がロッド全体に施されており、アキュラシーの高いキャストとプラグ操作の正確性に貢献しています。
さらに、ジョイント部にはV-JOINTを採用し、まるでワンピースロッドのようなスムーズで自然な曲がりを実現しています。強度と操作性の両立を図るこの構造により、キャスト時のパワーロスが少なく、魚とのファイト中もロッド全体でしなやかに負荷を受け止めることができます。
ラインナップも非常に豊富で、ライトクラスのサワラやシイラ狙いから、相模湾のキハダ、大型ヒラマサ、さらにはGTやマグロといった20kgオーバーのモンスタークラスまで対応できるモデルが揃っています。たとえば、C76-2は小型ジグやプラグに適した軽快なモデル、C82-4やC82-5はヒラマサやブリ狙いの中核モデルとして最適で、C82-8はハイパワーモデルとしてGTや大型マグロを相手にできるタフな仕様です。
また、アウトレイジCは見た目にもこだわりを感じられるデザインに仕上がっており、ブラック基調の上質なルックスは所有感を満たしてくれます。グリップ部には定番のDPSシートを採用し、信頼性と操作性も高いレベルで確保。アンダーキャストやオーバーヘッドキャストのどちらにも対応できる設計は、船上の限られたスペースでもストレスなく扱うことができます。
オフショアキャスティングの世界において、操作性とパワーのバランスを追求したいアングラーにとって、アウトレイジCはまさに理想的な選択肢といえるでしょう。確かな性能と使い心地の良さ、そして魚とのファイトにおける確実な対応力を備えたこのロッドで、ぜひ次なる一尾を狙ってみてください。
アウトレイジCのインプレ
ダイワのアウトレイジCのインプレはありませんでした。

