都市河川の河口域を舞台にしたチニングは、広大なエリアを効率よく探ることが求められます。そのために開発されたのが、ダイワのシルバーウルフ ラフトリックです。従来の小型チニング用プラグでは攻略しづらかったオープンエリアや風波の立つ状況でも確実に魚へアピールできるよう、大型ペンシルベイトとして設計されています。遠投性能と高いアピール力を兼ね備え、これまで届かなかった場所、攻め切れなかった状況に挑むことを可能にする一本です。
シルバーウルフ ラフトリックの特徴
ラフトリックは70mmと90mmの2サイズ展開で、いずれも一般的なチニング用ペンシルよりも一回り大きなボディを採用しています。このサイズ感が生み出す強い水押しと存在感により、広いエリアや荒れた水面でもターゲットにしっかりアピールします。飛距離を稼ぐためにウエイト配置にもこだわり、ラインアイとリアアイを結ぶ直線上にウエイトボールを配置することで、キャスト時の飛行姿勢が安定し、ストレスのない遠投を実現しました。さらに、フロントフックアイを一般的なペンシルより後方に設定することで、サイドや後方からのバイトが多いチヌの捕食行動に対応。立ち浮き姿勢と控えめなドッグウォークを組み合わせることで、バイトを弾きにくく、確実なフッキングに持ち込めるよう工夫されています。サクサス加工が施された高性能フックも標準装備し、ショートバイトも逃さずキャッチします。
シルバーウルフ ラフトリックの使い方
ラフトリックは、広範囲を効率的に探るための「コーリングベイト」としての役割が大きな魅力です。基本はドッグウォークで水面を滑らせながら誘いますが、その水絡みの良さとワンノッカーサウンドがクロダイを強烈に引き寄せます。90Fは強風下や広大な河口域での遠投に、70Fはより繊細な誘いや小場所での攻略に適しています。特に風や波で水面がざわつく状況や、潮位が上がり食いが渋るタイミングでもしっかりアピールできるため、これまで「釣りにならない」とされてきたシーンにも対応可能です。カラーバリエーションも豊富で、クリア系は澄み潮に、チャート系やマット系は濁り潮やローライト時に効果的に使い分けることができます。
シルバーウルフ ラフトリックは、チニングの可能性を大きく広げるペンシルベイトです。遠投性能とアピール力を武器に、広大なフィールドを縦横無尽に攻略し、これまで口を使わせられなかったクロダイに水面を割らせる力を持っています。チニングの新たなステージを切り拓く、頼れる相棒となるでしょう。
ラフトリックのインプレ
ダイワのラフトリックのインプレを紹介します。
NORANAI!からのええサイズDETA!!×2
チヌトップあんまりやったことがなかったんですが、これは脳汁出ますね。
ハマる理由がわかりました。
あと、今更ですが、ラフトリックすげぇ使いやすい。 pic.twitter.com/LhjNfUuKRx— がーくん (@garkun484) September 19, 2025
チヌトップのはずがシーバスのが元気というw
お散歩感覚でサクッと釣れるから楽しい👍#ラフトリック #シルバーウルフ pic.twitter.com/OXvM1H0A3Z— 蒼/そう (@angler_sou0422) September 20, 2025

