近年ますます人気を集めているクロダイ(チヌ)ゲームやシーバスゲームにおいて、飛距離と喰わせ性能を兼ね備えたルアーは貴重な存在です。特にプレッシャーの高いフィールドや、ベイトが小さい状況では、ルアーサイズと遠投性のバランスが釣果を大きく左右します。ジャッカルが開発した「ライザーベイト006」は、65mmというコンパクトなボディに16gのウェイトを搭載し、小粒ながらも驚異の遠投性能と高いアピール力を両立した新世代のトップウォータープラグです。
ライザーベイト006の特徴
ライザーベイト006は、その名の通りライザーリップ構造を採用したシンキングルアーで、キャスト後のリトリーブで水面へと浮上しながらアクションを開始します。独自のリップ形状により、水を掴みながら頭を持ち上げるように急浮上する動きが特徴で、まるで逃げ惑うベイトフィッシュを彷彿とさせる挙動を演出します。トップウォーターとしての使用感を持ちつつ、シンキングタイプのため風や波の影響を受けにくく、操作性も抜群です。
65mmという小粒なサイズは、フィネスな攻略が求められるクロダイゲームはもちろん、スレたシーバスへのアプローチにも最適です。また、16gという重量によって、軽量ルアーでは届かなかった沖のストラクチャーや潮目にも楽々アプローチできるため、足場の高い堤防やサーフでも十分に対応可能です。特に喰わせ能力に優れたこのサイズ感とシルエットは、マイクロベイトパターンの攻略にも効果的です。
ライザーベイト006の使い方
ライザーベイト006の基本的な使い方は「ただ巻き」です。キャスト後、一定速度で巻くだけでルアーが水面へと浮上しながらアクションを開始し、泡をまといながら広範囲にアピールします。この動きは、クロダイやシーバスにとって非常にナチュラルな刺激となり、警戒心の強い魚にも口を使わせることができます。
また、リトリーブの速度を変えることで、アクションの強弱を調整できる点も魅力です。スローリトリーブではより自然なアピールができ、ハイリトリーブではリアクションバイトを誘発する効果があります。さらに、ストップ&ゴーや軽いトゥイッチを加えることで、不規則な動きを演出し、スレた魚に対しても新鮮な印象を与えることができます。
シンキングタイプのため、水面に反応がない場合はリトリーブを遅らせて水面直下をトレースする使い方も可能で、状況に応じた柔軟なアプローチが取れるのもこのルアーの大きな魅力です。
豊富なカラーバリエーションも用意されており、澄み潮や濁り潮、ナイトゲームといった様々なシチュエーションに対応できるラインナップが揃っています。クロダイカラーや定番のベイトフィッシュカラーなど、実釣を重ねたうえで選び抜かれた配色は、どれも実戦向きの仕上がりです。
ライザーベイト006は、「喰わせの長距離砲」というコンセプトにふさわしい性能を持ち、クロダイやシーバスを相手にしたゲームでの選択肢を大きく広げてくれるルアーです。繊細さと大胆さを両立したこの一本が、これまで攻めきれなかったポイントを射程圏内に変えてくれることでしょう。
ライザーベイト006のインプレ
ジャッカルのライザーベイト006のインプレを紹介します。
朝マズメクルクルイワシパワー
ライザーベイト006で飛距離こそ正義 pic.twitter.com/odM9GVC1ht— 成田颯雅(ナルター) (@fuganrt) July 29, 2022
ヨレの中を丁寧にライザーベイト006を通して水面爆発💥 pic.twitter.com/MuMEvwoqzd
— 黒瀨 健斗 (@kentonke821) August 18, 2024

