クミホンのインプレと使い方

複雑なストラクチャーや岸壁のきわに潜む魚を狙い撃ちするために生まれたピン撃ち専用シャッドです。クミホンはタングステン重心移動と強力なネオジウムマグネットを組み合わせた独自システムにより、同サイズ帯では頭一つ抜けた飛距離と狙いを外さないコントロール性を実現します。着水直後から素早く姿勢が決まり、短い移動距離でもハイピッチに震えるため、限られたスポットでも魚に強くアピールします。ロングビル設計のディープモデルは急潜行で狙いのレンジに直行し、フローティングは止めて浮かせて根掛かりを回避、シンキングは深く差し込んで濃いカバーを攻略できます。小粒なシルエットながら直進安定性に優れ、デイもナイトも港湾やボートシーバスで頼れる存在です。

ブルーブルー クミホンの特徴

クミホンの核となるのは、後方までウェイトが移動する重心移動機構です。キャスト時は重心が最後方へ抜けて空気抵抗を抑え、風に強く弾道が乱れにくいので、壁際の小さな切れ目やストラクチャーの最奥といったピンへ正確に届きます。回収時はマグネットがウェイトを素早く固定し、立ち上がり直後から超ハイピッチアクションを発生。低重心化されたボディは高速リトリーブでもブレを抑え、タイトなコースを外さず通せます。ディープ75Fは止めて浮かせる使い方で回避力が大幅に向上し、ゴロタや牡蠣瀬でも安心して攻められます。ディープ75Sは最大約3メートルまで潜行し、短距離でも狙いの深度へ一気に到達。70Sはコンパクトでプレッシャー下でも食わせやすく、港湾の小場所で威力を発揮します。いずれも軽快な巻き心地にこだわり、テンポの速いピン撃ちゲームで集中力と精度を保てる設計です。

ブルーブルー クミホンの使い方

基本は狙いのピンに対して正対し、確実に一投で射抜くイメージでアプローチします。着水後は糸ふけを素早く回収し、ロッドを立て気味にして泳ぎ出しを確認したらスローからミディアムでタイトに通します。ディープは急潜行を生かし、短い距離でレンジに入れてストラクチャーの面をなめるようにトレースします。根がきつい場面ではフローティングで止めて浮かせる間を織り交ぜ、干渉をいなして再び走らせると回避と食わせを両立できます。反応が遠いときは連続のトゥイッチや軽いジャークで瞬間的に姿勢を崩し、復元のリズムでスイッチを入れるのが効果的です。潮位変化や流速に合わせて75と70を使い分け、小さなシルエットで見切らせない展開を意識すると、デイの明暗やナイトの岸壁沿いでも安定してバイトを引き出せます。正確に撃ち、短く動かし、確実に通す。この三つの積み重ねがクミホンの強みを最大限に引き出します。

クミホンのインプレ

ブルーブルーのクミホンのインプレを紹介します。

 

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