トレイシーのインプレと使い方

軽快な引き心地と扱いやすさを極めた鉄板バイブがトレイシーです。小気味よい振動で存在感を示しながらも浮き上がりにくく、狙ったレンジを長くキープできる設計が魅力です。15グラムと25グラムのウエイト展開で、港湾から河川、磯やサーフまで幅広いフィールドに対応します。水平姿勢を保つ安定したスイミングと、フォール時の糸絡みを抑える使い勝手の良さが合わさり、はじめての一投から実戦投入できる頼もしさを備えています。

トレイシーの特徴

核心は水平姿勢の維持にあります。リトリーブ中はもちろん、テンションフォールでもきっちり水平をキープするため、レンジの上下ブレが少なく、魚に長く見せて口を使わせます。ボディは水噛みが良く震えは明確ですが、引き抵抗は軽く設計されているので、長時間の釣りでも疲れにくいのが特長です。浮き上がりにくい重心設定は、向かい風や速い流れでも狙いのコースを外さず通せる安定感につながります。フォール時の糸絡みが少ないため手返しが落ちず、ショートバイトのチャンスを逃しにくい点も強みです。ハード面では15グラムがリング2番フック8番を、25グラムがリング3番フック6番を標準装備し、鉄板バイブとして十分な掛かりと保持力を確保しています。テストで培われた実釣性能は、シーバスに限らず青物やチヌ、底物まで多彩なターゲットで発揮されます。

トレイシーの使い方

基本は着水後にカウントダウンして狙いの深さまで沈め、一定速度でただ巻きします。ロッド角度で浮き上がりを抑えつつコースをなめるように引くと、水平姿勢の安定感が生きて長い区間をレンジキープできます。変化を入れたい場面ではリフトアンドフォールが有効です。軽く持ち上げてからテンションを保ったまま落とすと、フォールでも水平を保った誘いが続き、河川の明暗やサーフのブレイクで明確なバイトを得やすくなります。流れが緩い場所ではスローに巻いて波動を抑え、潮が効く場面ではやや速めのリトリーブでリアクションを狙うと効果的です。15グラムはシャローや小場所での喰わせ重視に、25グラムは飛距離と水押しが欲しい風や流れの強い状況に使い分けると、どのフィールドでも主力として活躍します。

トレイシーのインプレ

ブルーブルーのトレイシーのインプレを紹介します。

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