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クーのインプレと使い方

水面直下の攻略に特化した革新的なルアー、それがシマノのクーです。フローティングでありながら、まるでシンキングペンシルのようなアクションを実現し、レンジわずか10センチ未満の極浅層を正確に攻めることができます。この「浮くペンシル」は、シーバスがルアーを見上げて認識するための絶好のシチュエーションを作り出し、捕食本能を強く刺激します。

クーの特徴

クーは70F、100F、130F、190Fという4つのサイズ展開で、狙う対象魚やベイトサイズ、フィールドの条件に応じた選択が可能です。最大の特徴は、シンキングではなくフローティングであること。これは水深10センチ未満という超シャローな層を、沈まずにゆっくりと引くために必要不可欠な要素です。シンキングペンシルのような泳ぎをフローティングで実現するというのは簡単ではありませんが、クーはその両立を見事に果たしています。

アクション面では、スローリトリーブでもしっかりとロールアクションを発生させ、弱ったベイトを演出。シーバスが下からルアーをしっかりと視認し、エサとして認識しやすい設計です。特に、バチ抜け、ボラ、コノシロ、サヨリ、ハタハタといったシーズンごとの主要ベイトを意識したスリムなシルエットは、様々なパターンに対応可能です。

ヘッド形状も特別設計されており、水をしっかりと噛みながら安定したスイム姿勢をキープします。この設計により、水面直下という繊細なレンジでもしっかりとルアーの存在感を示し、違和感のないナチュラルな動きを演出できます。また、フローティングならではの浮力によって、根掛かりのリスクが高いエリアでも安心してアプローチできるのも大きな利点です。

飛距離の面でも、ジェットブースト機構の搭載により、フローティングルアーでありながら優れた遠投性能を誇ります。70Fモデルでは約40メートル、100Fで53メートル、130Fで62メートル、190Fでは最大68メートルの飛距離を実現しており、広範囲をテンポよく探ることが可能です。

さらに、ルアーサイズによって異なる状況に対応できる点もクーの強みです。70Fや100Fはバチ抜けや小型ベイトの状況に、130Fや190Fはコノシロやサヨリ、ハタハタといった大型ベイトのパターンにフィットします。190Fモデルに関しては、収納に対応したルアーケースサイズ(205×145×40mm)を想定して設計されており、収納面でも安心です。

価格帯も1,930円から2,270円(税別)と手頃で、初心者からベテランまで幅広い層のアングラーにとって導入しやすいのも魅力です。水面直下というこれまで攻めにくかったレンジを、ナチュラルかつ確実に攻略できるクーは、まさにシーバスゲームにおける新たな可能性を切り開く一本です。

クーのインプレ

シマノのクーのインプレを紹介します。