PR

ロックジャークのインプレと使い方

シマノのコルトスナイパーシリーズにおいて、ラフコンディションを攻略するために開発されたミノーが「ロックジャーク 140S/170F ジェットブースト」です。リップの角度や強度に徹底的にこだわり、安定したアクションと飛距離を実現。これまでラインナップになかったクリアカラーも追加され、戦略の幅をさらに広げています。トップやジグでは反応が得られない状況で、新たな一手を加えられる頼れるルアーです。

ロックジャークの特徴

ロックジャークの大きな魅力は、レンジキープ性能の高さにあります。リップがしっかりと水を噛み、海面が荒れている時や潮流が速い状況でも、安定してターゲットにアピールすることが可能です。タイトなローリングアクションで自然な波動を生み出し、警戒心の強い魚にも口を使わせやすい設計となっています。

新しく登場したクリアボディのカラーは、日中のハイプレッシャー時や水が澄んだ状況で特に効果を発揮します。フラッシング効果を嫌う魚や、ルアーを見切りやすい魚に対してもナチュラルにアピールできるため、従来のカラーローテーションに加えることで攻略の幅が大きく広がります。

さらに、シマノ独自のジェットブースト機構を搭載することで、強風や横風を伴う状況でも安定した飛距離を確保。キャスト時にはメインウェイトが後方に移動し、着水後は即座に元の位置へ戻るため、立ち上がりの速さも抜群です。飛距離とレスポンスの両立によって、磯からの攻略力を高めています。

加えて、貫通ワイヤー構造を採用しており、大型青物がヒットしても破損を防ぐ強度を確保。不意に訪れる大物とのやり取りにも安心して挑める仕様になっています。

ロックジャークの使い方

ロックジャークには2つのモデルがあり、それぞれ有効なシチュエーションが異なります。

140S(スローシンキングモデル)は、少し深いレンジをスローに見せて喰わせたい場面で活躍します。沈下速度をサスペンドに近いスローシンキングに設定しているため、水中を漂うようにフォールし、シモリ周りやサラシの中でじっくりと誘うことが可能です。サイズも140mmと喰わせやすく、青物だけでなくヒラスズキ狙いにも高い効果を発揮します。

一方、170F(フローティングモデル)は、表層付近を丁寧に探るのに適しています。特に波や風で水面が荒れている状況や潮流が速いポイントでも、浮力を活かした安定したアクションを展開。タイトなローリングアクションで魚の捕食本能を刺激し、表層攻略の強力な武器となります。

また、ドリフト釣法にも対応できるのがロックジャークの強みです。流れの中でスローに漂わせることで、弱った小魚を演出し、活性の低い魚に口を使わせるチャンスを作り出せます。

トップやメタルジグをメインにしているアングラーにとっても、新たな戦略の軸となるルアー。それがロックジャークです。荒れたコンディションや魚の反応が鈍い状況でこそ、その真価を発揮します。

ロックジャークのインプレ

シマノのロックジャークのインプレを紹介します。