シマノのコルトスナイパーシリーズにラインナップされた「ロックスライド120S/140Sジェットブースト」は、ワイドなスライドアクションと高いレンジキープ力を備えたヘビーシンキングペンシルです。遠投性能と操作性を両立させ、ナブラ撃ちから足元の誘い出しまで幅広く対応できる万能型ルアーとして設計されています。狂鱗カラーが追加されたことで、より自然でリアルなアピールが可能となり、タフな状況でも強力な武器となります。
ロックスライドの特徴
ロックスライドの最大の魅力は、ただ巻きでも表層を大きくスライドしながらアピールできるワイドスライドアクションです。特に青物に効果的で、広範囲からターゲットを引き寄せる力を持っています。さらに、頭部に搭載されたヘッドリップが水をしっかり掴むことで、レンジキープ力を高め、浮き上がりを抑制。風や波の影響を受けやすい磯場でも、安定して狙ったレンジを引き続けることが可能です。
フォール時にはテンションをかけることで小刻みなフォーリングバイブレーションを発生させ、フォール中もターゲットに強くアピールできます。中層からボトムにかけての攻略も得意とし、通常のヘビーシンキングペンシル以上の多様なレンジ対応力を発揮します。
また、ボディには強化リブ構造を採用し、過酷なロックショアでの使用を想定したタフ設計。さらにAR-C重心移動システムを搭載することで、安定した飛距離を実現しています。PE3号を使用した場合でも、140Sは平均飛距離74mを記録するほどの遠投性能を誇り、遠くのナブラを直撃できる性能を備えています。
ロックスライドの使い方
ロックスライドは操作次第で多彩な誘い方が可能です。基本的な使い方はただ巻きで、ワイドスライドアクションを活かして広範囲を効率的にサーチできます。特に高活性な青物がベイトを追っている状況では、ただ巻きだけでも十分にバイトを誘発します。
フォールを織り交ぜれば、小刻みなバイブレーションでナチュラルに魚を誘えるため、タフな状況や低活性時にも効果的です。サラシのある磯場では流れに乗せて漂わせるように操作すると、ヒラスズキにも対応可能。120Sはスローシンキング設定で潮馴染みが良く、特にヒラスズキ狙いに適しています。
一方、140Sはシンキングタイプで自重があるため、遠投性能を最大限に活かしたナブラ撃ちや広範囲の青物サーチに最適です。速めのリトリーブで水面直下をスライドさせると、逃げ惑うベイトを演出でき、強烈な捕食スイッチを入れることができます。
ロックスライドは、ヘビーシンキングペンシルに求められる遠投力とレンジ攻略力を兼ね備えた万能ルアーです。青物を広範囲から誘うパワーと、サラシでのヒラスズキ攻略にも対応する柔軟性を備えているため、磯場の釣りにおいて非常に心強い一本です。
ロックスライドのインプレ
シマノのロックスライドのインプレを紹介します。
夏泊 イナダきたぜ シマノ ロックスライド 140S pic.twitter.com/u5Dw1f8UYr
— ゆとゆと@青森県 🅙 (@angler_yuto) August 20, 2018
今日はカフェで友達とパンケーキ食べた後に夕まずめショアジギに行ってXRに鱗付けが出来ました🎣
67センチでヒットルアーはロックスライドです😊#ショアジギ#シマノ #青物 pic.twitter.com/OdZsrKf5kY— コルセア (@tksmturi727) April 26, 2021

