ゼッパー140のインプレと使い方

ビッグベイトが支配するシーズンに、遠くの群れの中からランカーを引きずり出すために生まれたのがブルーブルー ゼッパー140です。体高のある140mmボディが生む圧倒的な存在感に、ワイドリップがもたらす強烈な水押しとフラッシング、さらに高音と低音を織り交ぜたラトルサウンドが相まって、広範囲のフィッシュイーターへ強くアピールします。標準のゼッパー140Fは水面から約60センチまで、ハイフロートの140HFはより浅い水面から40センチほどを得意とし、どちらも大型フックと#4リングを搭載しているため不意の大型にも安心です。コノシロやサッパ、落ち鮎といった大きなベイトにシルエットがよく馴染むため、見切りの早い賢い個体に対しても口を使わせやすいのが魅力です。

ゼッパー140の特徴

ゼッパー140Fは41gのウェイトとボリュームボディにより、強風下でも安定したキャスト性能を発揮し、沖のブレイクや離岸流を射程に収めます。ブリブリと左右に倒れ込むようなワイドアクションは、まるで団扇で扇いだような強い波動を生み、群れの中でも確実に存在を気付かせます。対して36gのゼッパー140HFはハイフロート設計で引き心地が軽く、同クラス中でもさらにワイドな動きを実現。水面直下の引き波演出に長け、スローリトリーブで長い時間ルアーを見せられるため、ナイトゲームや低活性時にも有効です。どちらも#1フックを無理なく搭載でき、ランカーシーバスや近海の青物とのファイトにおいても信頼できる強度を備えています。

ゼッパー140の使い方

基本はただ巻きで十分に威力を発揮します。サーフや干潟では流れに当てながらコースを変え、広く探ることで群れの外側から個体を引き寄せます。荒れ気味の磯ではリップがしっかり水を掴むため、波のヨレやサラシをなめるように通すと効果的です。Fは中速寄りで強い波動を活かし、群れの中で目立たせたい場面に。HFはスローで水面を押すように引き、引き波とラトルでじっくり見せて食わせます。ベイトが浮くタイミングはアップクロスに投げて流れに同調させ、反応が遠い時は数秒のポーズや短いトゥイッチで明滅に変化をつけるとバイトが出やすくなります。大型ベイトパターンの主役として、フィールドや活性に応じてFとHFを使い分けることで、ゼッパー140は水面から中表層のゲームを一気に優位にします。

ゼッパー140のインプレ

ブルーブルーのゼッパー140のインプレを紹介します。

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