広大なサーフエリアでのゲームフィッシングにおいて、遠くのブレイクラインを攻略するためには、圧倒的な遠投性能と高い感度、そしてしなやかな操作性を備えたロッドが不可欠です。そんなニーズに応えて誕生したのが、ダイワのハイエンドサーフロッド「オーバーゼアEX 1010M/MH」です。重めのルアーを使いながら、繊細な操作で魚を誘い出す──そんな高度なゲームを支える、まさに本格志向の一本です。
オーバーゼアEX 1010M/MHの特徴
オーバーゼアEX 1010M/MHは、ヘビーシンキングミノーやヘビーシンキングペンシルなどの重量系ルアーを、遠くのポイントまで正確に届けるためのロングロッドです。10フィート10インチという長さは、広大なサーフでの飛距離を確保するだけでなく、波の立つ状況下でもルアーを安定して操作できる絶妙なサイズ感となっています。特に、ただ巻きやリフト&フォールといった定番アクションにおいて、そのポテンシャルを最大限に発揮します。
このモデル最大の特長は、軽量かつ高反発な細身のブランク設計にあります。ダイワ独自の高密度カーボン「SVFナノプラス」と、ネジレを抑える「X45フルシールド」、さらに自然な曲がりを実現する「V-JOINTα」の相乗効果により、非常にシャープな振り抜きとレスポンスの良さを実現。ロングロッドでありながらも操作性に優れ、軽快なキャストフィールを体感できます。
ガイドシステムには軽量で高感度な「AGS(エアガイドシステム)」を採用。カーボンフレームならではの剛性の高さにより、ラインを通じて伝わる微細な情報も余すことなく手元へ届けてくれます。これにより、遠方のルアーの動きや水中の変化、さらにはショートバイトまでも明確に感じ取ることが可能となり、アングラーの感性に直結するような繊細な操作が可能です。
また、エアセンサーシートによって軽量化されたリールシートは、手にしっかりフィットし、長時間の釣行でも快適なグリップ感を維持。これにより、集中力を切らさずにゲームを展開できるのも大きなメリットです。全体のデザインもガンメタリックを基調にワインレッドのアクセントを加えた高級感のある仕上がりで、所有する喜びを感じさせてくれます。
オーバーゼアEX 1010M/MHは、ただ遠くへ投げるだけでなく、飛ばしたその先で繊細にルアーを操り、魚の反応を捉えて掛けにいくという、サーフゲームの本質を極めた一本です。重めのルアーを用いたパワーゲームを得意としながらも、細やかなテクニカル操作にも対応できるこのロッドは、経験豊富なアングラーはもちろん、本格的にサーフゲームに挑戦したいと考えている方にも強くおすすめできるモデルです。サーフの最前線で、圧倒的な遠投性能と感度の融合を体感してみてはいかがでしょうか。
オーバーゼアEX1010M/MHのインプレ
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