スロージギングの限界を押し広げるべく、ダイワが生み出した革新の一本。それが「ソルティガ SJ61B-00」です。しなやかさと反発力という相反する要素を高次元で融合し、スーパーライトジギングに新たな可能性を提示するこのロッドは、これまで反応しなかった魚にさえ口を使わせる、まさに魔法のようなアクションを生み出します。
ソルティガ SJ61B-00の特徴
ソルティガ SJ61B-00は、スーパーライトジギングというフィールドにおいて理想的な操作性と感度を兼ね備えたモデルです。対応ジグは80～150g程度と軽量であり、特にシャローエリアでの使用に最適化されています。細身でありながらも驚くほどの反発力を持つブランクは、ジグへの入力を正確に伝え、軽い力で鋭く切れのあるジャークを可能にします。そのしなやかさと高反発性のバランスにより、他のロッドでは表現できない独自のアクションが生まれ、スレたターゲットさえもバイトに導きます。
このモデルに搭載されているのは、ダイワの最先端技術群。まず注目すべきは「SVFナノプラス」ブランクで、軽量かつ高密度なカーボン素材により、ロッド全体の軽さとパワーを両立。軽快な操作感を保ちながら、予期せぬ大物がヒットした際も、しっかりと対応できる粘りと強さを備えています。また、ブランクのネジレを防止し操作性を向上させる「X45フルシールド」構造が、どんなジャークでもブレないアクションを支えてくれます。
感度面では、「AGS（エアガイドシステム）」の恩恵が非常に大きく、Rフレーム構造によりラインを通じたわずかなアタリさえも逃さず、まるで水中の状況が手元に伝わってくるかのような直感的な釣りを実現しています。ガイドの軽量化がロッド全体の軽さにも貢献し、長時間の使用でも疲労を最小限に抑えてくれます。
操作性と快適性の面では、「ZERO-SEAT アクティブホールドトリガー」の存在が光ります。新しいリールシート設計により、手に吸い付くようなフィット感が得られ、ジャーク中の安定性やロッドの一体感が格段に向上。握り込むようなスタイルでの使用にも対応し、アングラーの意思をダイレクトにロッドへ伝える設計となっています。
全長6.1フィートのレングスは、取り回しの良さと水中感度のバランスを重視した結果であり、前作からテーパーとシート位置を見直すことで、より高い実用性を獲得しています。スーパーライトながら、ダイワが誇るソルティガシリーズとしてのパワーも健在。安心して大物とも真っ向勝負できる懐の深さが魅力です。
ソルティガ SJ61B-00は、ただ軽いだけのロッドではありません。水中を感じ、ジグを操り、魚の気配を察知する。そのすべてを高次元で実現する、まさに“スーパーライト”の枠を超えたスロージギングロッドです。これまで届かなかったターゲットへのアプローチを可能にし、新たな釣果を引き寄せる一本として、多くのアングラーにとって新たな武器となることでしょう。
ソルティガSJ61B-00のインプレ
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