青物ルアーゲームの人気ターゲットとして知られるサゴシに向けて、ダイワが送り出したのが「サゴシーZ」です。初代モデルから受け継がれる強波動アクションと、現代のサゴシゲームに合わせた改良を融合し、さらに驚きのコストパフォーマンスを実現した一本として、多くのアングラーから注目を集めています。ルアーの消耗が激しいこの釣りにおいて、安くて釣れるという信頼感が最大の魅力です。
サゴシーZの特徴
サゴシーZは、サゴシゲームにおいて求められる性能をしっかりと押さえた設計が特徴です。最大のポイントは、超ファストリトリーブでもアクションが破綻しない安定性にあります。早巻きが基本となるサゴシ狙いでは、ルアーが水中でバタついたり、軌道を外れることが命取りになりますが、このモデルはその心配が一切ありません。一定のリズムで強い波動を生み出し、魚に対してしっかりとアピールします。
サイズは95mm、ウェイトは28gとショアからの遠投にも対応できるバランスで、表層から中層までのレンジをスピーディーに探れるヘビーシンキング仕様。ナブラ撃ちはもちろん、ベイトが逃げ惑うようなシチュエーションで最大の効果を発揮します。
また、サゴシ特有の鋭い歯に対応するために、太軸の#4トレブルフックと#4のスプリットリングが標準装備されており、消耗に強く安心して使える構造となっています。ボディはしっかりとした作りで、繰り返しの使用にも耐えうる設計です。
さらに、カラー展開も豊富で、ケイムライワシレッドベリーやUVアデルリアルイワシ、ブルピンゼブラなど、様々な水質や光量条件に対応できるラインナップが揃っており、視認性とアピール力のバランスにも優れています。
サゴシーZの使い方
サゴシーZの使い方は非常にシンプルで、基本はキャストしてからのファストリトリーブが基本になります。着水後すぐに巻き始めることで、表層を意識しているサゴシを効率よく狙うことができます。このとき、安定した直進性と強波動バタバタアクションが魚のスイッチを入れ、リアクションバイトを誘発します。
ナブラが立っている状況では、できるだけ早く着水点にキャストし、即座に巻き始めるのがコツです。早巻きでもアクションが崩れないため、速い展開にも対応可能で、複数匹の連続ヒットも狙いやすくなっています。
一方、表層に反応がないときは、一度沈めて中層をリトリーブするのも効果的です。ヘビーシンキング仕様のため、任意のレンジを狙いやすく、リトリーブスピードを調整するだけで多層の攻めが可能になります。
加えて、リトリーブの途中にワンアクションを加えたり、一瞬のストップを入れることで、追ってきた魚に食わせのタイミングを与えるテクニックも有効です。鋭い歯を持つサゴシに対しては、ルアーの消耗も激しくなりがちですが、サゴシーZは低価格でありながら十分な耐久性を備えているため、気兼ねなく使い倒すことができます。
サゴシーZは、安価でありながら釣れる要素を詰め込んだ実戦派のルアーです。サゴシだけでなく、サワラやシーバスなどにも有効なアクションを備えており、1本持っておくだけで幅広いシーンに対応可能です。ショアジギングやナブラ撃ちに挑むなら、ぜひタックルに加えておきたい一本です。
サゴシーZのインプレ
ダイワのサゴシーZのインプレを紹介します。
サゴシーZあいしてる(今日初釣果 pic.twitter.com/qiTVSbSWYq
— rag (@rag_ros) October 31, 2021
今日は君じゃなくてタチウオか青物の気分だったのだよ…😇
でも嬉しい👍ダイワ サゴシーZ pic.twitter.com/cEdeb4ym4B
— そうめん@風薫るジグアンバサダー (@soumen_fishing) November 6, 2022

