ナブラ撃ちやシャローエリアでの表層ゲームにおいて、リアルな動きと存在感で魚の本能を刺激するルアーとして、ダイワの「モアザン ソルトペンシル-F」は抜群の実力を誇ります。長年にわたりアングラーから高い評価を得てきた名作「T.D.ソルトペンシル」の遺伝子を受け継ぎつつ、現代のフィールドに最適化された性能を兼ね備えた本モデルは、まさに「これはエサだ」と称されるほどの完成度を誇るペンシルベイトです。
ソルトペンシル-Fの特徴
ソルトペンシル-Fは、リアルなシルエットと繊細なアクションで、弱った小魚のような姿勢と動きを巧みに演出するフローティングペンシルです。最大の特徴は、ダイワ独自の「ウォータースルーギル構造」と「おちょぼ口」形状。この2つの組み合わせによって、ドッグウォーク中に生じる甘いスプラッシュやポップ音が魚に強烈なアピールを与え、ルアーがただの異物ではなく“食えるベイト”として認識されやすくなっています。
また、キャスト性能にも一切の妥協はありません。リアルスリムボディながら空気抵抗を抑えた設計で、タングステンウエイトを効率的に配置。シリーズ中最小の70mmモデルから、大型ターゲットに対応する110mmのヘビーデューティ(HD)モデルまで、それぞれのサイズで優れたキャスタビリティを実現しています。特に110F-HDは、1.2mm径の貫通ワイヤーと強化リブ構造を備え、青物や大型フィッシュとのファイトにも耐えるタフな設計です。
ソルトペンシル-Fの使い方
ソルトペンシル-Fの基本的な使い方は、いわゆる「ドッグウォーク」アクションです。ロッドティップで軽くトゥイッチしながらラインスラックを取り、左右に首を振らせるように操作すると、実にナチュラルかつキレのある動きで水面を泳ぎ回ります。このとき、ウォータースルーギル構造が水を受け流しながらスプラッシュを生み出し、視覚と聴覚の両方から魚にアピールします。
朝夕のマズメ時や、ナブラが発生しているタイミングでは、95Fや110F-HDを使って広範囲をスピーディーにサーチすることで、高活性なフィッシュイーターを効率よく探ることができます。一方、ベイトサイズが小さい場合やタフコンディション下では、70Fモデルが真価を発揮。メッキやカマス、クロダイといったライトターゲットにも有効で、ライトタックルゲームにも最適です。
また、特に優れているのが「浮き姿勢」のリアリティ。わずかに頭を上げた絶妙な角度で浮く姿は、まさに弱ったベイトそのもので、魚に「違和感のないエサ」として認識させる要素となっています。これにより、見切られることなくバイトに持ち込める確率が格段に高まります。
カラーラインナップも、定番のレーザーマイワシやレッドヘッド、クリア系、ケイムラ仕様など、状況に応じて使い分けられる豊富なバリエーションを揃えており、日中・夜間問わず多様なフィールドでの活躍が期待できます。
表層ゲームにおける信頼の一本として、そしてシーバスをはじめとしたフィッシュイーターを攻略するうえで欠かせない定番ルアーとして、モアザン ソルトペンシル-Fは今後も多くのアングラーの手元にあり続けるでしょう。
ソルトペンシルFのインプレ
ダイワのソルトペンシルFのインプレを紹介します。
川難しい
3匹目 武庫川
ダイワ モアザン ソルトペンシル70F
#2025DETA pic.twitter.com/GxUC9QBYqr— 鯔頭妙月 (穣) (@menadamyogetsu) August 23, 2025
スズキ75cmを頭に4本キャッチ
マルスズキ2匹 ヒラスズキ2匹ダイワTDソルトペンシルで1本
ノースクラフト エア・オグル85SLMで3本大潮 ど干潮~上げ半分くらいまで pic.twitter.com/pfRXHptm7o
— custom JOKER (@MhfJoker) October 30, 2020

