シーバスバイブレーションの中で長年支持され続けている「アイマ コウメ70」は、シリーズの中核を担う万能モデルです。2010年に登場して以来、季節やフィールドを問わず活躍するオールラウンダーとして、多くのアングラーのタックルボックスに常備される定番ルアーとなっています。
コウメ70の特徴
コウメ70は全長70mm、自重13gのシンキングバイブレーションで、シリーズの中でも最も汎用性の高いモデルです。スリムなミノーシェイプにカミソリのようなエッジを持つボディは、水の抵抗を極限まで抑えつつ、手元にしっかりと振動を伝える構造になっています。アクションはタイトかつ細かいピッチのバイブレーションで、スローリトリーブでは明確な振動を維持し、ファストリトリーブでは水平姿勢で安定したアクションを展開します。この特性により、デイゲームのリアクション狙いからナイトゲームの食わせの釣りまで幅広く対応可能です。
また、樹脂製バイブレーション特有の軽快な引き心地で、鉄板バイブに比べ柔らかい波動を生み出すため、スレた魚にも口を使わせやすいのが強みです。フックは#8を2本搭載し、バイトを逃さないフッキング性能を確保しています。
コウメ70の使い方
基本はただ巻きで広範囲をサーチできます。特にリバーシーバスではアップクロスにキャストし、流れに乗せながらスローに引いてくると効果的です。水押しが強すぎないため、スレやすい状況でも自然にアピールでき、ランカーサイズの実績も豊富です。また、リフト&フォールを織り交ぜることでフォールバイトを誘発でき、橋脚周りやブレイクライン攻略にも適しています。
港湾部の小場所では軽快な操作性を活かしてピンスポットをテンポよく撃ち、オープンエリアではロングキャストで広く探ると効果的です。さらに、干潟や河口といったシャローエリアでも安定してレンジを刻めるため、年間を通して一軍として活躍できるバイブレーションです。
このように「コウメ70」は、シリーズの中でもっともバランスが良く、フィールドやシーズンを選ばず活躍するスタンダードモデルです。鉄板バイブとのローテーションに加えることで、より確実にシーバスを引き出すことができる、信頼性の高い一本といえるでしょう。
コウメ70のインプレ
アイマのコウメ70のインプレを紹介します。
中潮初日。早朝からいつもの港湾某所。ベイトがシャローにさしてくると時合突入。6キャッチ、3バラシ、1エイ。サイズは全部50ちょい。ヒットルアーはコウメ70で1本、他は全てザブラバイブ58のチョンチョンからのフォールで。フォールで喰うとバイトが深い。
今日は鉄板やVJには無反応だった。 pic.twitter.com/kMTpbTrJfb— しんりょうた (@ryoutanao) August 16, 2020
朝活、浦安!
4バラし。。。
とりあえずコウメ70でホゲ回避!
仕事行くか! pic.twitter.com/MkfsKDshvf— Maihama (@maihama16) June 20, 2021

