シマノのヘッドディップ175F/200Fフラッシュブーストは、青物やマグロ類をターゲットにした本格派のダイビングペンシルです。ベイトが小さい状況でもしっかり飛距離を確保できる設計で、大型魚を狙うキャスティングゲームに欠かせない存在となっています。フラッシュブーストによる集魚効果と、優れた基本性能を両立したルアーであり、さまざまなシチュエーションで安定した釣果をもたらします。
シマノ ヘッドディップ フラッシュブーストの特徴
このモデルの大きな特長は、フラッシュブーストの煌めきによる強烈なアピール力です。内部に搭載されたスプリング構造の反射板が常に揺れ動き、水面直下でヒラ打ちのような輝きを演出。魚の捕食スイッチを入れるきっかけを作り、ステイ中でもターゲットを誘い続けます。特に晴天時や光量の多い状況では、圧倒的な集魚効果を発揮します。
さらに、ボディサイズに対して十分なウェイトを持たせているため、キャスティング性能に優れています。175Fは全長175mm・97g、200Fは全長200mm・135gというスペックながら、PE8号や10号といった太いラインを使っても安定した飛行姿勢を保ち、ロングキャストが可能です。浮き姿勢は約75度と立ち気味で、水をしっかりと捉えるため、風や潮に流されにくく、ピンポイントを狙った攻略にも適しています。
新色として追加されたAオレンジとNホワイトは、アングラー側からの視認性が高く、ラフコンディションやローライト時でもルアーの位置を見失いにくい設計です。視認性の高さはルアーアクションの修正やフッキングの精度を高める要素となり、バイトチャンスを逃しにくくしてくれます。
シマノ ヘッドディップ フラッシュブーストの使い方
ヘッドディップはナブラ撃ちや誘い出しに幅広く対応できる万能的なペンシルです。基本的な使い方はロッドワークによるダイビングアクションで、水面直下をしっかりと泳がせるスタイル。細かいトゥイッチやジャークを織り交ぜることで、フラッシュブーストの輝きを最大限に生かし、スレ気味の魚や活性の低い魚に口を使わせることができます。
また、瞬間的に力を加えることで水を弾き、ポッパーのようなスプラッシュを発生させることも可能です。ナブラ狙いでは、ルアーを潜らせてリーリングで喰わせるアプローチも有効で、状況に応じて柔軟に使い分けられます。175Fは小型ベイトに対応し、食い渋りや凪の日に特に有効。一方、200Fは広範囲を探りたいときや大型ベイトを意識した展開で効果を発揮します。
さらに、フラッシュブーストは止めているだけでもフラッシングを続けるため、ステイを入れるだけで魚に存在をアピール可能。動かしすぎず、あえて静止させることで食わせの間を演出できるのも大きな強みです。
サイズとパワー、そしてフラッシュブーストによる圧倒的なアピール力を兼ね備えたヘッドディップ175F/200Fフラッシュブーストは、ヒラマサやキハダ、クロマグロといったトップウォーターゲームの本命ターゲットに挑むアングラーにとって、信頼できる一本となるでしょう。
ヘッドディップのインプレ
シマノのヘッドディップのインプレを紹介します。
【シマノ ヘッドディップ140】
140mm/55g。
PE4号で軽めのルアーを遠くに飛ばす練習を始めました。
そしたら、めちゃ飛ぶ~☠️ 80m位行ってる。
PE4号って小型ルアーならPE6号より10m位飛ぶちゃう?
あ、ルアーも良きです。流石ヘッドディップの末弟。
EX845。 https://t.co/74g58CJsvO pic.twitter.com/Cp5snYJiXs— リンクス🎣 (@Angler_LINKS) September 16, 2025
【ヘッドディップ175】
140との比較で175も投げてみました。これぞ気持ちよく飛びます。PE6号あたりでは飛距離最強ルアー。 https://t.co/qPg0eoj3pH pic.twitter.com/X4vtUgcz7J— リンクス🎣 (@Angler_LINKS) August 14, 2025

