キャスト精度と向かい風への強さを両立し、ベイトリールの巻きパワーを最大限に活かすシーバスロッドです。細身で荷重移動が滑らかなブランクが低弾道のライナーキャストを可能にし、風を切り裂いて狙いのピンスポットへルアーを運びます。必要な場面ではルアーをそっと着水させる繊細さも備え、プレッシャーの高い場でも自然なアプローチができます。大型のヒラスズキや青物に対しては粘り強いトルクで主導権を握り、ベイトタックルならではの巻き取り力で一気に寄せる展開へ持ち込めます。
ダイワ モアザンワイズメン110M/MHBの特徴
日本各地の多様なフィールドと対峙するために生まれたmorethanブランドの思想を受け継ぎ、110M/MHBはWIND STORM BAITの設計思想を凝縮したベイトモデルとして仕上がっています。ブランクは細身かつ復元力の高いセッティングで、キャスト時の荷重がスムーズに移動するため、ミノーやシンペン、バイブレーションなど幅広いウエイト帯をストレスなく投げ分けられます。表記のとおりミディアムの操作性とミディアムヘビーバットのトルクを併せ持つバランスで、波風のある磯や足場の高い岸壁でも安心して勝負できます。
ダイワ独自のESS エキスパートセンスシミュレーションによりブランクのひずみエネルギーを解析し、復元の立ち上がりと曲がりの質を最適化。SVF COMPILE Xナノプラスが高密度なカーボン構成を実現し、軽さと高剛性、そして水中情報を手元へ伝える感度を高い次元で両立します。さらにX45構造がキャストやファイトで発生するネジレを抑え、狙いを外さないコントロール性とパワーロスの少ないフッキングをサポート。継部にはV JOINTαを採用し、ワンピースに迫る美しいベンドカーブで振り抜きの良さと負荷追従性を確保しています。
結果として、低弾道での直線的な弾道、ピンポイントに置きにいく着水コントロール、強引さと繊細さの切り替えといったベイトロッドに求められる能力を高レベルで備えます。もっと遠くへ、もっと楽しく、もっと釣るためにという開発コンセプトのもと、長く使い込める相棒としてシーバスゲームの核になる一本です。
モアザンワイズメン110M/MHBのインプレ
ダイワのモアザンワイズメン110M/MHBのインプレを紹介します。

