近年注目を集めているエビング釣法に特化したロッドとして、ダイワのソルティガ エビングが登場しました。ジグに見向きもしないキハダやカンパチを攻略するために生まれたこの専用モデルは、軽さ・細さ・強さの三拍子が揃った一本。エビングの第一人者、村越正海氏の監修のもと開発されたことで、釣果だけでなく、操作性やファイト性能にも高い信頼性が備わっています。
ソルティガ エビングの特徴
ソルティガ エビングは、エビング釣法における理想的な性能を追求して設計された専用ロッドです。エビングは、主にスピニングタックルを使用し、疑似餌とワームを組み合わせた仕掛けで青物を狙うテクニカルな釣法で、ジグでは反応しないターゲットを攻略できることから注目されています。特に、相模湾でのキハダ釣りや沖縄・高知沖のパヤオ周辺での実績は非常に高く、近年では全国的に広がりを見せています。
ブランクには、ダイワ独自のHVFナノプラスを採用しており、非常に軽量でありながら高強度を実現。ロッド全体はスリムでありながらも驚くほどの粘りを備えており、大型魚とのファイトでも主導権を握ったままランディングまで持ち込むことができます。また、X45構造によってネジレを抑制し、キャストやジャーク時にブレのない操作が可能。さらに、ブランクの外層には3DXハニカム構造が施されており、曲がった後の復元力が高く、穂先のブレを抑えて安定した誘いと飛距離の向上を実現しています。
ラインナップは「62HS」と「74HS」の2モデル。62HSは足場の低い船での使用に適したショートタイプで、取り回しの良さと軽快な操作性が魅力です。カンパチとのファイトでは、ロッド全体でしなやかに受け止めながらも、粘り強く魚を浮かせてくれる頼もしい一本です。一方の74HSは、足場の高い船やキャスティングを伴う状況に適したロングタイプで、遠くのナブラを狙ったり、ギンバルを使ったしゃくりにも対応可能。張りのあるバットはキハダを寄せる力に優れており、合わせた直後からアングラーが主導権を握る展開に持ち込めます。
エビングという釣法に本気で取り組むアングラーにとって、専用設計であることの重要性は計り知れません。ソルティガ エビングは、ただのスピニングロッドではなく、エビング釣法のポテンシャルを最大限に引き出すために生まれた一本です。軽さと感度、そして確かな強さを備えたこのロッドは、エビングでの釣果に確実な差を生み出してくれることでしょう。
ソルティガエビングのインプレ
ダイワのソルティガエビングのインプレを紹介します。
これが、エビングロッド(ソルティガエビング)のショートタイプ(つるの剛士さんが使っているのがキャスティング兼用のロングタイプ)。”曲げない竿はただの棒” pic.twitter.com/ZJviC5l0sJ
— 村越正海@爆釣日本列島 (@seikaimurakoshi) August 3, 2023
今回は、ソルティガエビング62HS&ソルティガ8000が大活躍。 pic.twitter.com/yBbkdIZlLS
— 村越正海@爆釣日本列島 (@seikaimurakoshi) August 17, 2022

