シーバスフィッシングにおいて、シャローエリアでの攻略は多くのアングラーにとって課題となるシチュエーションです。ダイワの「モアザン グルービン」は、そうした難所を確実に攻めるために開発された高比重コンパクトシンキングミノーであり、千葉のシャローマスター・山内勝己氏が監修したことでも注目を集めています。干潟や河川、港湾部など、シャローでのデイゲームに最適な性能を備えたルアーです。
グルービンの特徴
モアザン グルービンは、コンパクトなボディに高比重設計を組み合わせることで、驚異的なキャスタビリティと高いレンジキープ力を実現しています。65mmモデルは12.2g、70mmのハイウェイトモデル(HS)は15.5gと、サイズに対してしっかりとした重量感があり、向かい風や流れの中でも安定した飛距離とトレースコースを確保できます。
最大の魅力は、リトリーブ速度によってアクションが変化する「可変アクション機能」です。スローリトリーブではシンキングペンシルのようなスイングアクションを見せ、ナチュラルな波動で警戒心の強い魚を引き寄せます。一方、ファストリトリーブではバイブレーションルアーのようなタイトなウォブンロールを展開し、広範囲にアピール可能です。この変化を一つのルアーでこなせることで、状況に応じた柔軟な戦略を立てやすくなります。
さらに、グルービンはハーフスケール&セミフラットサイドボディ構造を採用しており、リトリーブ中に生まれる明滅効果によって、視覚的なアピール力も強化されています。リップ付きの設計により、流れの中でもルアー姿勢が安定し、根掛かりしにくいのもシャロー攻略において大きなメリットとなります。
グルービンの使い方
グルービンはシャローエリアでの釣りにおいて、非常に扱いやすいルアーです。スローリトリーブでは、ボトムに近いレンジをナチュラルな動きで攻めることができ、特に干潟や潮が緩んだタイミングでの使用が効果的です。レンジは65Sモデルで約50cm~150cm、70HSモデルで約70cm~150cmと、流れのある場所でも浮き上がり過ぎることなく安定したトレースが可能です。
ファストリトリーブでは水面直下からミドルレンジ(65Sで約20~50cm、70HSで約50~80cm)をバイブレーションのように鋭く動かし、リアクションバイトを狙うスタイルが有効です。特に水深が浅くプレッシャーの高いポイントでは、テンポよく攻めることでシーバスのスイッチを素早く入れることができます。
また、その高い飛距離性能はピンスポット狙いや逆風下でのキャストでも信頼でき、港湾部や河川のストラクチャー周り、潮目、ブレイクラインといった魚の着き場を正確に射抜くことができます。高比重による沈下速度を活かして、リフト&フォールやドリフトなどの応用テクニックでも使える汎用性の高さが魅力です。
モアザン グルービンは、ただのシャロー用ルアーにとどまらず、キャスタビリティ・アクション・レンジ対応力という三拍子が揃ったシーバスルアーです。特に干潟やデイゲームでの釣果を伸ばしたいアングラーにとって、持っておきたい一本です。
グルービンのインプレ
ダイワのグルービンのインプレを紹介します。
久しぶりのレイクシーバス✨
久しぶりでも顔を見せてくれる魚よありがとう😆このエリアではDAIWAグルービン65sがめちゃ活躍!!#ダイワ #DAIWA #グルービン #グルービン65s pic.twitter.com/etUe4KXsdW
— 守屋くん🐟 (@DAIWAotaku) October 23, 2024
安定のウォブラ
初めてのウェイキーブー60
初めてのグルービン65s
これで今週は打ち納め!!!! pic.twitter.com/zJdgJTu41J— パボ@シーバス!?釣り垢 (@nxF1fknypwdToAV) September 13, 2025

