ルアーのサイズを下げることでバイトを誘いたいが、飛距離やフック強度を妥協したくない。そんなアングラーのジレンマに応えるのが「コスケ85F」です。小型ミノーでありながら、従来の常識を覆すほどの性能を持つこのモデルは、港湾や小場所だけでなく、外洋やサーフといった広大なフィールドでも十分に活躍できる仕様となっています。小型ながらも本気のスペックを備えた、まさに頼れる一軍ルアーです。
コスケ85Fの特徴
コスケ85Fは、全長85mm・重量11.5gのフローティングミノーです。最大の魅力はそのサイズからは想像できないほどの飛距離性能にあります。兄貴分のコスケ110Fから受け継いだ基本設計により、空気抵抗の少ないボディバランスと大型リップの組み合わせが、軽量ながらも安定したロングキャストを実現しています。小型ルアーの弱点とされがちな飛距離問題を見事に解消し、遠くのナブラや流れの筋を狙うことが可能です。
さらに、大型の#4フックを搭載している点も特筆すべきポイントです。一般的な小型ミノーでは採用されにくいサイズのフックが装備されていることで、ランカーサイズのシーバスやヒラスズキとのファイトにも十分耐えられる設計となっており、安心してやり取りができます。また、アクションはローリング主体で、ナチュラルな波動を生み出しながら、30〜70cmのレンジをキープするため、シャローエリアの攻略にも適しています。
コスケ85Fの使い方
コスケ85Fは、その飛距離と操作性のバランスから、さまざまな状況で使用できる万能型のルアーです。特に春から夏にかけてのマイクロベイトパターンにおいて、ベイトサイズに合わせてルアーサイズを下げつつ、広範囲を探る必要がある場面で真価を発揮します。河川の緩やかな流れや港湾のストラクチャー周り、干潟のシャローなど、狭い場所から広いエリアまで幅広く対応できる柔軟性があります。
基本的な使い方はスローリトリーブでのただ巻きです。ローリングアクションがしっかりと水を掴み、ナチュラルに魚にアピールします。アップクロスからダウンクロスまで、さまざまな角度からのアプローチにも対応でき、流れの中でも安定した泳ぎを見せてくれます。また、シャローエリアでは、ベイトが水面直下にいる状況で、水面直下をゆっくり引いてくることで、非常に高い効果を発揮します。
さらに、フローティングタイプであるため、根掛かりリスクが少なく、攻めにくいシャローストラクチャーにも積極的に攻め込めます。初心者でも扱いやすく、キャスト精度に自信がなくても安定して飛距離が出るため、非常に使い勝手の良いルアーと言えるでしょう。見た目の可愛らしさと裏腹に、本格的な性能を備えたコスケ85Fは、季節や場所を問わず、常にタックルボックスに忍ばせておきたい信頼の一本です。
コスケ85Fのインプレ
アイマのコスケ85Fのインプレを紹介します。
あぁ……。ダメだ。50くらいのしか釣れん。いいサイズバラしたし。でも、コスケ85Fのチャートは強い事が分かった。
さっ帰ろ。#KSBへの道 pic.twitter.com/HjVkNR8yLV— Tom (@tom_1475) September 29, 2019
9/18深夜釣行✨
コスケ85fでイナッコの群れを散らして
いいサイズ出ました😊✨
3バラシしたけど最後にいい魚が出せて良かったです😅#釣り #シーバス #外房 #ima #アイマ #アムズデザイン #東レ #シーバスpeパワーゲーム pic.twitter.com/k5mtnaEIrD— 細谷 諒 (@hosoya0218) September 20, 2023

