シーバスゲームにおいて、「バチ抜け」は一年の中でも特に盛り上がる季節のひとつです。細長いバチを偏食するシーバスに対して、いかに自然な演出で近づけるかが釣果を左右します。そんな中で、ジャッカルが送り出した「ヒエイ 123SF」は、バチパターン攻略における新たな切り札として注目を集めています。水面直下という極めて繊細なレンジを正確にトレースできるだけでなく、多彩なアクションと抜群の飛距離性能で、状況を選ばずに結果を出せるバチ用ミノーです。
ヒエイの特徴
ヒエイは、123mmというスリムで長めのボディに、11.2gという軽量ながらキャスタビリティに優れた設計が施されています。最大の特徴は、0〜30cmという超シャローレンジをスローに、かつ安定して引いてこられるスローフローティング仕様である点です。ナチュラルな浮遊感を持ちながらも、流れに乗せるだけで自然なドリフトを生み出し、シーバスのスイッチを静かに、そして確実に入れてくれます。
飛行姿勢も非常に安定しており、軽量ボディにも関わらず向かい風でもしっかりと飛距離が稼げるため、広範囲を効率よくサーチすることが可能です。また、細身のボディに搭載されたトレブルフック#8とリング#3の組み合わせは、バイトを確実に拾い、フッキング率を高める実戦仕様となっています。
アクション面では、タダ巻きによる微波動スイミングのほか、トゥイッチやストップ&ゴーにも柔軟に対応。特に活性の高い個体に対しては、意図的にアクションを加えることでリアクションバイトを誘うこともでき、バチパターンにありがちなスロー一辺倒な釣りから一歩抜け出した戦略的な展開が可能になります。
ヒエイの使い方
ヒエイの基本的な使い方は、スローリトリーブを中心としたタダ巻きです。リールをゆっくりと巻くだけで、水面直下をふらつきながら泳ぎ、バチが流れていく様子を忠実に再現してくれます。流れのあるエリアでは、巻かずにドリフトさせるだけでもアピール力は十分で、ナチュラルな波動がスレたシーバスにも違和感なく届きます。
より積極的にアピールしたいときには、軽いトゥイッチを加えることでイレギュラーな動きが生まれ、警戒心の強い個体にも効果的です。ストップ&ゴーを交えることで、喰わせの間を演出することもでき、バイトチャンスを広げることができます。また、夜間のナーバスな個体に対しては、音や波動を抑えたスローな巻きが非常に有効です。
カラーバリエーションもバチパターンを意識したラインナップが充実しており、アカバチやアオバチなど定番のバチ系カラーはもちろん、グローチャートやピンクといった視認性重視のカラーも揃っています。デイゲームや濁り潮、月明かりのあるナイトゲームなど、あらゆる状況に対応可能です。
ヒエイは、バチ抜けシーズンをより戦略的に、そして確実に楽しむための専用設計ミノーです。自然な存在感と操作の自由度を両立させたこの一本が、春の釣りをより深く、より熱くしてくれることでしょう。
ヒエイのインプレ
ジャッカルのヒエイのインプレを紹介します。
今期バチ抜け1号。
早くも人でいっぱいのメジャーポイント
あれこれローテして、ジャッカルのヒエイ、なかなか飛ぶなぁ、と投げてたら、
モゾッという、よわーいアタリ
よく乗ってくれました
ありがとう!
が、二本目は続かず、、#バチ抜け#シーバス#ジャッカル #ヒエイ123 pic.twitter.com/f10b7JHTnn
— u g o (@ugo1230) January 29, 2024
2月後半のバチ抜けは天気爆風にヤバい悩まされた。ポイント選択から時合は短く30分くらいでもジャッカルのヒエイは凄かった❗連発全てヒエイに助けてもらい水面上荒れまくり中は凄い神ルアーだわ✨😃 pic.twitter.com/MHPPeLNVze
— タカ団 (@HvBfC4o1ywzQXtX) February 29, 2024

