ルナミスB120M-3のインプレは?

過酷なフィールドでの遠投や大型魚とのファイトを求めるアングラーにとって、ロッドに求められる性能は非常に高くなります。そんなニーズに応えるべく登場したのが、シマノのルナミスB120M-3です。シリーズ最長の12フィートというロングレングスを誇りながらも、最新のロッドテクノロジーにより軽量化が徹底され、操作性や感度の高さも兼ね備えた一本に仕上がっています。

ルナミスB120M-3の特徴

ルナミスB120M-3は、10〜15cmクラスのミノーや15〜35gのバイブレーション、45gまでのメタルジグといった多彩なルアーに対応可能で、ヒラスズキやランカーシーバス、ヒラメ、さらには青物や回遊魚といったターゲットにも柔軟に対応できるパワーと汎用性を持っています。磯場や防波堤といった足場の高いポイントや、広大なサーフ、大規模な河川といったロングキャストが求められるシチュエーションにおいて、その真価を発揮します。

12フィートという長さは一見すると重さや扱いづらさが懸念されがちですが、そこはシマノの最先端テクノロジーがカバー。ブランクスには「スパイラルXコア」を採用し、軽量でありながらも高強度・高剛性を実現。ねじれや潰れに強く、キャスト時のパワーロスを最小限に抑えることで、遠投時の安定性と正確性を向上させています。これにより、ロングロッド特有の“ダルさ”を感じさせない、シャープでキレのある操作感が得られます。

また、グリップには軽量化と高感度化を実現する「カーボンモノコックグリップ」を搭載。手元に伝わる微細なアタリを逃さず捉えることができ、感度を重視するアングラーにも大きなメリットとなります。さらに、ベイトモデルであるB120M-3には「マルチパーミングシートCI4+」を採用しており、どのような握り方にもフィットする設計により、長時間の使用でも疲労を感じにくい快適なパーミング性能を実現しています。

ガイドには強度と剛性に優れたチタンRVSGダブルフットガイドを採用。高負荷時にもブレを抑え、キャストやファイト時の安定感を支える重要なパーツとして機能しています。これにより、特に波や風の影響を受けやすい磯場やサーフでも信頼のおけるロッドパフォーマンスが得られます。

3ピース設計を採用している点もポイントで、12フィートという長さにも関わらず、持ち運びやすさにも配慮されています。車載時や電車移動、遠征時にもスマートに携行できる点は、アクティブなアングラーにとって大きな魅力となるでしょう。

ルナミスB120M-3は、単なるロングロッドではなく、高い操作性、遠投性能、感度、携帯性のすべてを兼ね備えた次世代型ショアキャスティングロッドです。シーバスや青物を狙う本格派アングラーにとって、信頼の置けるメインロッドとしての地位を確立することでしょう。

ルナミスB120M-3のインプレ

シマノのルナミスB120M-3のインプレを紹介します。

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