シマノ「ゴリアテハイ145Fジェットブースト」は、落ちアユパターンやドリフト攻略に特化して設計されたフローティングミノーです。従来モデルを全面的に見直し、最新のシーバスメソッドに対応できるよう進化。特に流れの中での安定したドリフト性能と俊敏な立ち上がりを両立し、シーバスゲームにおいて確実な武器となる一本です。
ゴリアテハイ145Fジェットブーストの特徴
全長145mm、重量25gというスペックは、河川や湖沼での落ちアユパターンや大型ベイトを捕食するシーバスにマッチします。新設計ボディは浮力の高い素材を採用しており、着水直後から素早くアクションを開始。流れに乗せるだけで勝手に泳ぎ出す高レスポンス設計が特徴です。
重心移動にはシマノ独自の「ジェットブースト」を搭載。スプリングの力でウェイトを安定的に制御する仕組みにより、キャスト時は飛行姿勢を最適化して平均52mという飛距離を実現しつつ、リトリーブ時には適正な位置に戻るため、安定したアクションを継続します。強風下や広大なオープンエリアでも安定して飛ばせる性能は、大規模河川やサーフ、湖での実釣に大きなアドバンテージとなります。
アクションはスローでもしっかりと動くウォブンロールを基調とし、流れに馴染むナチュラルさが魅力。特にドリフト時には弱ったアユやベイトが流される様子をリアルに再現します。カラーラインナップは「キョウリンアユ」や「キョウリンボラ」をはじめとした実戦的なものが揃い、状況に応じたローテーションが可能。フックは#5トレブルフックを3本搭載し、ランカーシーバスとのファイトにも耐えられる強度を確保しています。
ゴリアテハイ145Fジェットブーストの使い方
このルアーの真価を発揮するのは、やはり「ドリフト」です。アップクロスにキャストして流れに乗せ、テンションをかけすぎず緩めすぎずにラインをコントロールしながら自然に流すのが基本的な使い方。着水直後からアクションを開始するため、狙ったコースを的確にトレースでき、シーバスの捕食レンジに長くルアーを留めることができます。
デイゲームでは流心や反転流に漂わせることで違和感なく口を使わせ、ナイトゲームではスローリトリーブでじっくりとアピール。特に秋の落ちアユシーズンには絶大な効果を発揮し、警戒心の強いランカーシーバスを狙う強力な選択肢となります。
また、飛距離性能の高さを活かしてサーフや干潟で広範囲を探る釣りにも対応可能。流れと風の影響を受けやすいフィールドでも、安定した飛行姿勢と立ち上がり性能により攻略の幅が広がります。
ゴリアテハイ145Fジェットブーストは、シーバスゲームにおいて「流す」釣りを極めるためのルアー。落ちアユパターンをはじめ、流れの効いたあらゆるフィールドで威力を発揮する一本として、アングラーの強い味方となるでしょう。
ゴリアテハイ145Fジェットブーストのインプレ
シマノのゴリアテハイ145Fジェットブーストのインプレを紹介します。
ゴリアテハイ145をほとんど巻かずに流して水柱ドーン💥 pic.twitter.com/0booXu1xKY
— ワカメマニア │ 神崎 泰臣 (@anglerisdead) September 23, 2022
ダウンでゴン
明暗でチュボッ!
ゴリアテハイ145が一気に一軍入りしたわ! pic.twitter.com/egIMuQrZft— タッツ (@riverfeen) June 30, 2020

