ロックショアゲームにおいて、ただ引くだけでは見切られてしまうようなハイプレッシャー下でも、ターゲットの本能を刺激し、強制的に口を使わせるためのルアーが求められています。ジャッカルのシアンペンシル サーペンスは、まさにそのニーズに応えるべく設計されたペンシルベイトで、独特のランダムS字アクションによって、青物を“狂わせて”バイトに持ち込む高性能ルアーです。
シアンペンシル サーペンスの特徴
シアンペンシル サーペンスは、160mm、190mm、220mmの3サイズが用意されており、それぞれのフィールド状況やベイトサイズ、ターゲットに応じて最適なサイズを選択できます。最大の特徴は、「ランダムS字アクション」と呼ばれる左右不規則な蛇行動作にあります。このアクションは、まるで弱ったベイトや逃げ惑う小魚のような自然さと不規則性を兼ね備え、捕食スイッチが入りにくいナーバスな魚にも強烈にアピールします。
操作性にも優れており、ただ巻きだけでもしっかりとS字を描き、ジャークやトゥイッチを加えることでさらに不規則な動きに変化。特にヒラスズキや大型青物に対して、視覚と波動の両方からアプローチできる万能型のダイビングペンシルです。また、空気抵抗の少ないボディ形状により飛行姿勢が安定しており、ロングキャスト性能も申し分ありません。
標準搭載のトレブルフックはサイズに応じて#2/0〜#4/0まで設定されており、必要に応じてシングルフック(2.5〜9.0g)への換装にも対応可能。これにより、状況に応じたフックセッティングができ、フッキング率とキャッチ率の両立が可能です。
シアンペンシル サーペンスの使い方
基本的な使い方は、ロッドを立ててスローに巻くだけでも十分にS字アクションを発揮しますが、ジャークを加えることでより激しいスラロームやダイブアクションが得られ、遠くからでもターゲットを引きつける力が増します。特に青物が視認性の高いルアーに対してスレているような場面では、サーペンスのランダムな動きが有効です。
磯やサーフでの使用はもちろん、オフショアゲームにも適しており、潮流の強い場所でも姿勢を崩さずにアクションを維持できる設計となっています。ナブラ撃ちでは早巻きとトゥイッチを組み合わせてリアクションを誘い、喰わせのタイミングでは一瞬のポーズを入れることでバイトに持ち込むことができます。
全体として、シアンペンシル サーペンスは「喰わせる」ためのアクションに特化したペンシルベイトでありながら、キャスト性や操作性、フックセッティングの自由度といった実戦性能も極めて高く、ロックショアやオフショア問わず、さまざまなシーンで使える万能型ルアーとして、釣果に直結する一本です。
シアンペンシルサーペンスのインプレ
アイマのシアンペンシルサーペンスのインプレを紹介します。

