海の遥か彼方に存在するヒラメや青物の回遊ライン、目視では捉えきれない潮の変化、突如として湧き上がるナブラ——そうした「届かない」を「届く」に変える、次世代のサーフロッドが誕生しました。それがシマノのフラッグシップモデル「ネッサリミテッド S116M+」です。サーフゲームの頂点を見据えて開発されたこのモデルは、かつてないキャスト性能と感度、そしてトラブルレス性を併せ持ち、まさに“限界を超える”ための一本です。
ネッサリミテッド S116M+の特徴
ネッサリミテッド S116M+は、ネッサシリーズの中で最長となる11フィート6インチというロングレングスが最大の特徴です。この長さがもたらすのは、圧倒的な遠投性能。ブレイクラインのさらに沖、目視では捉えられない潮目、そして沖で湧いたボイルへもルアーを届けることができ、広大なサーフを余すことなく攻略することが可能になります。推奨リールサイズは4000〜C5000番で、ラインの放出性に優れるステラシリーズとの組み合わせでは、未体験のキャストフィールを体感することができます。
この異次元のキャストフィールを支えているのが、新開発の「フルXガイドセッティング」です。ティップセクションには軽量でトラブルに強い3Dチタンガイドを密に配置し、PEラインの絡みを徹底排除。バットガイドにはハイフレーム構造を持つタッチフリーチタンを採用することで、ラインの収束を素早く行い、ライントラブルを大幅に軽減しています。これにより、アングラーはストレスフリーな釣行を可能にし、集中して釣りに没頭できる環境を手に入れることができます。
ロッドのブランクスにはシマノ独自の「スパイラルXコア」と「ハイパワーX」を組み合わせたハイブリッド構造を採用。これにより高強度と高反発性を両立し、風を切り裂くような振り抜けの良さを実現しています。また、マルチピースUBD(アルティメットブランクスデザイン)によって、3ピースながらも各セクションが最適なテクノロジーで構成されており、継ぎ目の違和感を一切感じさせない一体感のある操作性を備えています。
感度面でもネッサリミテッドは抜かりありません。グリップ部にはサーフロッド初となる「カーボンシェルグリップ」を採用し、リールシート周辺にまでカーボン素材を使用。これにより中空構造による優れた振動伝達性を確保し、海底の起伏や潮流の変化を明確に感じ取ることができます。さらに「カーボンモノコックグリップ」は多面体構造となっており、握りやすさとホールド感を両立。キャスト時には方向性が定まりやすく、リトリーブやファイト中には安定した操作をサポートします。
このように、ネッサリミテッド S116M+はサーフゲームにおけるすべての要素——遠投、感度、操作性、信頼性——を極限まで突き詰めたロッドです。飛ばすだけでなく、感じ取り、コントロールし、確実に獲る。そうした一連の動作を、アングラーの思い通りに実現できることこそが、このロッドの最大の魅力です。従来のサーフゲームでは届かなかった場所に、今、ルアーが届く。ネッサリミテッド S116M+は、アングラーに新たな戦略と釣果をもたらす、本物の一本です。
ネッサリミテッドS116M+のインプレ
シマノのネッサリミテッドS116M+のインプレを紹介します。
やったー!届いた!
23ネッサリミテッドS116M+
このデザインがいいんだよなあ pic.twitter.com/NG5TPHpgSj— 変神 (@crawlinghenzin) November 12, 2024