月下美人シリーズの中でも、しらすJは独自のジョイント構造を持つことで自然な泳ぎを追求したシンキングペンシルです。シラスやカタクチイワシといった小魚パターンに合わせたリアルなシルエットと動きを再現し、警戒心の強いメバルにもしっかりと口を使わせる工夫が凝らされています。ナイトゲームにおけるアジやメバル狙いに特化しつつも、幅広いレンジに対応できる設計は、アングラーに新しい攻略の可能性を与えてくれるルアーです。
しらすJの特徴
しらすJ最大の特徴は、3連ジョイントボディによる生命感あふれるアクションです。柔らかく滑らかな動きで小魚の群れからはぐれた個体を演出し、スレたターゲットにも強力にアピールします。さらに、腹部に張り出したウエイトルームを搭載することで低重心化を実現し、極めてスリムなボディでありながら安定感のある泳ぎを実現しました。このウエイトルームは見た目のクリア感も損なわない構造で、メバリングで重要とされる自然な視覚効果を持っています。
また、下アゴに配置された極小リップは適度な巻き抵抗を発生させ、アングラーがルアーの存在を感じやすい設計です。高速リトリーブでも水面から飛び出さず、デッドスローからファストリトリーブまで幅広いスピードに対応可能です。搭載されているサクサス加工フックは従来品に比べて最大40%貫通力が向上しており、小さなアタリやショートバイトも逃さずフッキングに持ち込めます。
しらすJの使い方
しらすJには55SS(スローシンキング)と55S(シンキング)の2タイプがあり、状況に応じて使い分けることができます。スローシンキングモデルは表層攻略に最適で、デッドスローで引いたり、潮に流して漂わせたりといった繊細なアプローチが可能です。特に竿を立ててリトリーブすれば引き波を立てることができ、バチ抜けパターンで効果を発揮します。
一方、シンキングモデルはミディアムリトリーブに適しており、水面下50cmから1.5mのレンジを攻略できます。潮の流れが速い場所や魚が少し深い位置にいる場合に有効で、レンジを意識した釣りに強みを発揮します。リトリーブの緩急をつけることでメバルの捕食スイッチを刺激し、口を使わせるきっかけを作ることができます。
しらすJは、自然な見た目とジョイントによる滑らかな動き、そして多彩な使い方を両立したルアーです。小魚を偏食するターゲットを攻略するための新しい武器として、アングラーの手元に加える価値のある一本と言えるでしょう。
しらすJのインプレ
ダイワのしらすJのインプレを紹介します。
3本目
しらすJ大活躍 pic.twitter.com/GQKRtLTfMC— rx0xa91@312 (@ry0tarx0xa) February 8, 2025
年越し夜勤明け仮眠を取って夜な夜な初釣りへ🚙
1年を占うファーストフィッシュはプラッキングでメバル🎵
安心安定のしらすJで👍 pic.twitter.com/gTnlzGTksR— サラリーマン釣り師(サラつりch) (@saratsurich) January 2, 2025

